家賃の次に大きい生活費といえば、
水道光熱費があります。
家賃と同じように、光熱費も、
仕事に使っている部分は按分して経費にすることができます。
電気、ガス、水道などは専用のメータを付けたり、
電話やインターネット代などは専用のものを別に設置することが理想的ですが、
それが無理な場合は、面積費などで分けることで、
事業用部分のみ必要経費に計上することができます。
例えば電気代の場合、具体的には、床面積、コンセント、電球の数等を基準に、
経費計上する電気代を計算することになりますが、明確な区分ができない場合は、
6割程度を目安として、経費計上するといいでしょう。
電気代は仕事でも使うので経費計上しても問題ありません。
ただし、ガス代も同じようにするのはちょっと難しいかもしれません。
仕事中にコーヒーを入れたり、仕事が終わってシャワーを浴びる事も
仕事のうちという考え方もありますが、
それは仕事がなくてもやっていることだともいえます。
同様に、食費も経費にすることはできません。
電気代を6割計上したとして、ガス代は4割程度にしておいたほうが無難かもしれません。
逆に、ほぼ一日中パソコンで仕事をしているような人で、
プライベートには全くパソコンに手を触れていないようなケースでは、
6割以上の電気代やインターネット代を計上することも可能です。