節税をするにあたって、まず、収入に関しては絶対に誤魔化すようなことはしないでください。
これは節税ではなく、脱税になってしまうからです。
それを踏まえた上で、節税ついて考えてみましょう。
個人事業主の特権は何より必要経費を自分で決めることができることです。
もちろん、収入に見合ったものでなければいけませんが、
自分がその仕事をするにあたって必要なことって意外とたくさんあります。
作業場が自宅の場合は按分で家賃、水道光熱費、
固定電話代、インターネット回線代を経費にあげることができます。
また交通費、接待交際費として、仕事に必要な電車代、ガソリン代、
冠婚交際費、食事代、お菓子代、お中元等もあげることができます。
車を使用していれば、税金、保険代、車検代なども計上できます。
ここで少し考えてください。
ダイレクトに仕事に結びついている経費だけを挙げていませんか?
ここは少し頭を柔軟にして、今回はダメでも
次の仕事に結びつけるようなことにも経費を計上することはできます。
実は経費は少しグレーな部分があるんです。
その塩梅を利用すると、節税に効果を発揮すると思います。
とりあえずレシートはとっておきましょう。
これがなければなにもはじまりません。
その他にはお金を貯めることで積み立てをするのはいかがでしょうか。
小規模企業共済というものがあります。
簡単に言うと個人での退職金みたいなものですが、こちらも掛け金はすべて控除されます。
他にも寄付金控除などもありますが、やはり所得の金額を抑えることをしないと、
国保税、住民税が高くなってしまいます。
なのでやはり経費を目一杯引いて所得金額を抑えることのほうが、
全体的に税金が安くなるのでおすすめします。
経費はバランスが大事です。
仕事に欠かせない材料費など、また減価償却、この2つを徹底的に見直してください。
もし年度中に所得が多くなるなと思ったならば必要な大きな買い物をして、
減価償却費をつくるようにしたほうが、よいと思います。
また10万そこそこならば、減価償却か一括計上するかは、
収入をみて考えるようにしたほうがよいと思います。
仕事をする上で一番大切なことは人間関係だと思います。
なので接待交際費はケチらず、また研修費として
勉強会、異業種交流会などにどんどん参加してお金を使って、
収入を増やしていくようにしたほうが結果、経費を使いながらより
よい人生を送ることができると思います。
このことこそが、個人事業主のなによりの特権だと思います。