使用できなくなった固定資産を
有姿除却という方法を使うことで、
法廷耐用年数を待たずに、
申請したその年に経費として落とすことができるようになります。
一般的な機械等を使用しなくなった場合は、
その機械を廃棄したりして償却し、その費用を経費で落とします。
ところが、有姿除却を使うことで、
文字通り粉砕したり、廃棄することなく、
姿はそのままで残りの償却分を一括で償却することができるのです。
つまり、減価償却を前倒しする感覚です。
有姿除却を申請したその年に、落とすことができますから、
大きな節税対策となります。
注意点としては、有姿除却が使えるのは、あくまでも完全に使用できなくなったものだけです。
型落ちした程度のパソコンなどは、対象にはなりません。