固定資産には、法廷耐用年数が定められています。
ところが、機械などは、使用時間が長くなればなるほど、
それだけ磨耗は早まり、耐用年数も短くなるもの。
そこで、増加償却という方法があります。
通常、法廷耐用年数は、「1日8時間稼動で10年」といったように決められています。
でももし、その機械を1日16時間稼動させたのであれば、
機械は2倍の速度で衰えていく計算になります。
そんな場合に、2倍の額を償却できるというのが、増加償却なのです。
減価償却を前倒しするイメージです。
増加償却の申請は、所轄税務署に書類を提出します。