その年に支払った社会保険料は、
全額が所得から差し引かれます。
社会保険料控除は、事業主自信が負担した国民健康保険の保険料、
国民年金の保険料などが対象となり、支払った保険料の全額を所得から控除できます。
つまり健康保険と国民年金は、支払った分だけ所得から控除されるわけです。
年金制度は破綻寸前だから入りたくないと、
個人事業主の人で社会保険に加入していない人は絶対に損です。
年金というのは貯金ではありません。
年金の最大のメリットは、何歳まで生きようが、生きている間はもらえるという安心感にあります。
何歳まで生きるか分からないというリスクをカバーしてくれるのが年金なのです。
それに万が一、自分が障害者になった時には障害年金を受け取ることもできます。
さらに年金は節税アイテムにもなります。
社会保険料はいつの分の保険料かを問わず、支払った年に全額を所得から控除できます。
つまり過去の分の社会保険料であっても、支払った年に控除を受けられるというわけです。
国民年金は過去2年分の掛金を払うことができます。そして翌年3月までの前納をすることもできるのです。
社会保険料は、儲かった年にたくさん払えば、効果的に節税できるのです。