個人事業主が税金を申告する場合、
それはやはり個人ですることになります。
法人なら専門の部署が担当することになるので、
それなりの知識もありスムーズに申告も済むかと思われます。
しかし個人事業主の場合、基本的には自分ですることになり
税の特質上、非常にややこしいために疑問が噴出することになるかと思います。
疑問は建設的に一つ一つ解決していけば全て丸く収まるのですが、
税の申告だけに時間を割いてはいられません。
法律で決められていなければ税の申告に時間を取られるよりも、
その分だけ商売に時間を費やしたいのが個人事業主の本音だと思われます。
その点サラリーマンは会社がやってくれるし、
法人も人員を割けばいいので時間的なロスがないと羨ましいことでしょう。
しかしそうも言っていられないので最短の時間を心掛け、
申告書を作ることになるかと思います。
だからと言って適当に申告すると折角の控除が受けられないことだってあり得ます。
そのため時間が掛かっても控除に関する仕組みは調べておくべきです。
そこで疑問なのが例えば損害保険料控除はありえるのか、
などといったことです。
これは人それぞれの事情によって大きく左右されます。
そのためやはり時間のロスを気にしていては控除も受けられず、節税も難しいです。
そこで税理士などの第三者に頼んでしまうのも手ではあるのですが、
費用が掛かることは覚悟が必要です。
この場合、節税分が費用を上回ることだって十分あり得るので時間を取るか、
どちらを取るかはよく考えてからするべきだと思います。